プライドの意味

先日の美術館のつづきで。。

 

もう一人、山口県周南市出身の芸術家「まど・みちお」の展示も一緒に見て来ました!

 

 

ここでもまた感動してしまいました。。

 

 

芸術家まど・みちおは「プライド」の人でした。

 

私は今までプライドというのは誇り高い人、人が何といおうと自分の価値を持ち続けること。

 

決して自分を卑しめない。そんな風に考えていました。

 

まどみちおさんから学んだ「プライド」は、寂しさを物ともしない生き方。というプライドです。

 

彼は明治生まれの詩人。当時日本の環境は不安定で、大人たちの人生もまた不安定そのものでした。

 

まどみちおの家庭もまたそういう風でした。

 

幼い頃に父は台湾へと旅立ち、幼いまどさんは”取り残された”というショックを受けながら育ちます。

 

 

そんななか、彼の生家周辺に広がる山口の自然に癒されるのです。

 

そして「人も自然も物もみんな同じ」という、まどさんの思想が生まれる。

 

 

彼のつくった童謡に『ぞうさん』という歌があります。

 

ぞうさん

ぞうさん

おはなが ながいのね

そうよ

かあさんも ながいのよ

 

詩まど・みちお

 

この歌に込められた想いには、人から「あんたのお鼻って長いのね」という揶揄にたいする、子象さんの対応があります。

「そうよ。お母さんと一緒なのよ。私の大好きなお母さんと」という、プライドなのですね。

 

 

まどさんは寂しさの人。まどさんの描くこの童謡には同質のプライドが、感じられます。

 

そしてこれは、ちいさな子どもたちの大好きな歌です。

 

 

いつでも社会の犠牲者は子どもたちです。そんな社会から受ける犠牲を想い、作りつづけた人。

 

詩人 まどみちお。

 

 

ほかには、『やぎさんゆうびん』や『ふしぎなポケット』など、みんな知っている童謡を作っています。

 

絵本や誌など、子どもから大人まで楽しめる芸術作品を多く創りつづけました。

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