◆ビジョンマップでこれからの自分を知る
◆ビジョンマップでこれからの自分を知る
アラフォー再生コーチの井上野乃花です。
本質を明確にしようと思っても、アラフォー以降になると、気がつかないうちに「周りの人の期待に応える生き方」ができるようになってきます。だから、いざ再生リニューアルしようと思っても、自分がどんなことをやりたいのか、何が好きなのかわからないという人が多いのです。
そこで、私が提案するのがビジョンマップ作りです。
ビジョンマップとは、雑誌などから、直感で心魅かれる写真や言葉などを切り抜き、A3の台紙に貼り込んでいくもの。こうすることで自分の内側がビジュアライズされ、自分の潜在意識や目標を浮かび上がらせることができます。
今のアラフォー世代が20代の頃は、まだ世の中には、良い学校から良い会社に入って結婚をするという、ひとつの幸せの形のモデルがありました。それが多様化した今、どう生きたら良いのかを自分で探していく必要があります。ビジョンマップを通じて自分らしさが1枚の絵となることで、自分の「目的地」に気づくことができます。私は定期的にマップセミナーを開催していますが、他の受講者と並んで作成することで他人との違いにも気づき、自分のなりたい姿をよりフォーカスできます。
このセミナーには女性だけでなくアラフォー男性も参加しています。ある男性はビジョンマップを作成してみて、がむしゃらに仕事をしたい自分に気づいたと言います。業績をアップできる人は、ある意味いつも業績アップについて考えることのできる人ですが、自分が作ったビジョンマップを毎日眺めることで、より意識して行動することが日常的になり、年間目標の数字を半年で達成したそうです。
どれだけ努力しても結果を出しても満たされない時があるのは、自分が心から大事だと思っているものに基づいてしたのではなく、周囲の期待や過去の延長線上でやってしまっている時です。このようにビジュアライズすることで、自分自身がやりたいことに確信が持てるようになります。だからこそ自然と成果がついてくるのです。
次回のビジョンマップセミナーは9月5日開催予定です。